月光荘のものづくり /

月光荘 [和紙便箋・一筆箋・封筒]

月光荘 [和紙便箋・一筆箋・封筒]

月光荘の和紙便箋は日本三大和紙の一つ、1300年の歴史を持つ「美濃和紙」で作られています。

「にじみ」を大切にする和紙は、漉くことによって天然の植物繊維を紙に絡ませることができるため、強靭で耐久性に富んでおり、洋紙とはまた違った優美な魅力を兼ね備えています。

日本古来の「手漉き」は、現代のさまざまな手法を取り入れて「昔ながらの製法で書きやすい紙」に改良を重ね、「手漉き」と同様に天然原料の持つ光沢や風合いを活かした美しく強靭な紙を作り続けています。

そんな美濃和紙で作られた月光荘の和紙便箋は、縦書き・横書き・原稿用紙のような升目の使い勝手のよい3種類。

2重仕立てのしっかりとした和紙封筒は、一つ一つ丁寧に手張りで形成されており、封筒の切手を貼る場所には、絵はんこ作家・カキノジンさんの石印による月光荘の店名の由来となった与謝野晶子さんの短歌「大空の月の中より 君来しや ひるも光りぬ 夜も光りぬ」の文字が記されています。


和紙ができるまで
1.刈とり…冬至のころに原料となる楮を刈り取る
2.蒸し…原料の楮を蒸す
3.皮剥ぎ…蒸し上がった楮を温かい内に手早く皮を剥ぎ、竿にかけて乾燥させる
4.外皮(あらかわ)とり…乾燥させた楮の皮を水に浸して再び柔らかくし、和紙の原 料として用いる白い皮部分を乾燥させる
5.水浸け…乾燥させた皮を川や水槽で水に浸し、自然漂白を行い、不純物を取り除く
6.煮熟…大きな釜で煮て、繊維同志をつないでいる成分を煮溶かす
7.ちり取り…不純物を取り除く
8.叩解(こうかい)…紙料を細かく砕く
9.紙漉…漉き船に原料・水・ねり(繊維の固まりや沈みを防ぐ粘り気のある液体)を 入れ、良くかき混ぜまぜ1枚1枚漉く
10.脱水…紙に含まれている水分を抜くため、紙床板ごと紙床を圧搾機(おしば)に載 せ、板を上から被せて挟み込み圧力を加えることで押し絞る
11.乾燥…水分を絞った紙を乾燥させる
12.選別…乾燥した紙は板からはがして回収し、検品し、必要に応じて断裁され完成