
わんぱくな少年少女たちは、夏の日差しのもとで真っ黒に日焼けしながら夏休みを満喫していることでしょう。
その一方で、宿題や自由研究がまだ手つかずで、そろそろ焦りを感じている頃かもしれません(笑)。
「自由研究のテーマ、どうしよう!?」
「みんなにすごいと言われる研究にしなきゃ!」
夏休み後半戦につい抱きがちな焦り。でも、ものをつくる時に大切なのは“評価”よりも“衝動”です。誰の目にも留まらなくても、誰の耳に届かなくても、私たちは本能として「私はここにいるよ!」「世界をこう感じたよ!」と表現せずにはいられません。
その気持ちは、デッサンの構図や音楽の音程・リズムといった技術とは無関係。まずは言葉にならない衝動をそのまま吐き出してみること。その快感を知ってこそ、もっと正確に表したいと願い、はじめて技術が必要になるのです。
叫びもしないうちに学びだけを重ねるのは、語ることのない演説の練習をするようなもの。伝えたい気持ちを、まずは瑞々しく吐き出してみましょう。
評価されるためではなく、
自分らしく生きるために。
思い切り自由にやってみよう、自由研究!!