月光荘の木炭は、元月光荘スタッフであり炭焼き職人でもある一人の職人が、柳の原木を育てるところから始まります。本当に気の遠くなるような手間と時間をかけて、一箱一箱が店頭へと届けられます。
冬の間に刈り取った柳の枝は、水を張った大きな壺に漬け込み、たっぷりと水を吸わせます。こうすることで樹皮が剥きやすくなり、春になる頃には壺いっぱいに根を張ります。
一本一本、丁寧に樹皮を剥き、長さを揃え、伊豆の山奥に築いた手づくりの窯へ。職人は一晩中窯につきっきりで火を守り続けます。
窯から立ちのぼる煙が、日本の豊かな自然へゆっくりと溶け込んでいく光景は、まるで日本昔話のワンシーンのよう。その美しさに、時が過ぎるのを忘れてしまうほどです。
焼き上がった木炭は、太さごとに丁寧に選別されます。そして、素晴らしい作品との出会いを願いながら箱に詰められ、銀座の店頭へと並びます。
一本の木炭が生まれるまでの物語を、ぜひ映像でもご覧ください。